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あいや、1月の19日の「花」以降書いてなかったんか。「おいでよどうぶつの森」ばかりやってるようじゃダメね。


  • 「アンテナ」―熊切和嘉
  • 期待を上回る良さだった。「衝撃的」という評判ばかりだったけど、ゆっくりと、グググ、っとくる良さがあった。全体の流れを通して、熊切監督の大いなる「愛」を感じた。暗い、重いと捉える人が多いようだが、非常に優しい作品じゃあないか。熊切監督が好きになりました。あと、加瀬亮に関する感覚が非常に監督とシンクロした、というか下手するとまるっきり同じっぽかったので、是非監督とは一度呑み語らってみたいものです。そんな粋な機会があれば是非。
  • 「僕らのバレエ教室」―ピョン・ヨンジュ
  • 主人公が新井浩文に見えて仕方なかった。そこまで似てるわけじゃないのに。イ・ジュンギはまだ歯を治していない頃の映像で、それはもう非常に愛くるしく、もう二度とは戻らぬその歯並びに世の無常を感じた。役柄も合っていて。どうしたいのかよくわからない作品だったけど、発表会のシーンは「踊る楽しさ」が画面から感じられ、それは良かった。
  • 「FROG RIVER(4)」―伊志嶺一
  • んー。3話までの方が良かったな。結局ここまで持ってくるために8割方無駄で埋めた流れが3話までだったんだろうけど、その「無駄さ」がこの作品の緩くも強い魅力だと。この最終話の決闘(剣道の)がメインなんだろうけど、これが長い(がしかし、何かと登場する「無駄に長い」シーンがこの作品のミソなのだ)! まぁ、あんだけ竹刀で殴られ、逃げ惑い、情けなさ極まっている加瀬亮を目の当たりにしたら、「カット」の声を先延ばししたくなるのも仕方なかろう。
  • 「FROG RIVER(番外編)」―伊志嶺一
  • 無駄に長い!(パート2) あんま細かいこと書いても、番外編を観ている人は非常に少ないと思うので割愛。とりあえず、番外編のくせに加瀬亮の髪型が本編と比べモンになんないくらいグーなところにニヤリ。
  • 「カクト」―伊勢谷友介
  • 怖かった!! あの、「そんなギリギリだと落ちるぞ!」と言いたくなるほどキワッキワもいい所な危ない少年を演じる加瀬。ギリギリとかじゃなく、もうキワッキワ。李監督も目をつけた、フレームから半分出ちゃってるところでの「壊れてるしよぉっ!!!」。名シーンですね。李監督は、「あのシーンに加瀬亮の真実が凝縮されている」とまで言っていたようで。そこまで言うか。でも本当に、各作品に観られる「加瀬亮の悶絶」「悶絶する加瀬亮」には素晴らしいものがありますわな。様々な監督が、様々なシチュエーションでの「悶絶」を彼に求めているところもまた面白い。それを観て悶絶する監督、観客。悶絶連鎖とでも言いましょうか。っていうかこれ何の作品のコメントだったっけ?
  • 「センターステージ」(二回目)―ニコラス・ハイトナー
  • これ、どうも流れに覚えがあると思ったら、前にも借りたことある奴で。よくある青春ダンスもの。ただ舞台のシーンがなかなかこなれてると思ったら、この監督、もともと舞台演出家だったそうで。なる。一回観ていたにも関わらず、主役の子は全く覚えてなかったんだけれども、褐色の肌の子の踊りの良さが強く印象に残っていて、それが唯一この映画を思い出せた手掛かりでした。

 
 
 

疲れた。以降の作品のコメントはまた後日にでも。

  • 「ウィスキー」―フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
  • 「パッセンジャー」―フランソワ・ロトゲール
  • 「THE3名様 夏はやっぱり祭っしょ!!」―福田雄一
  • 「春の日のクマは好きですか」―ヨン・イ
  • 「青春漫画」―イ・ハン
  • 「グエムル-漢江の怪物-」―ポン・ジュノ
  • 「壬生義士伝」―滝田洋二郎
  • 「69」(二回目)―李相日
  • 「モーツァルトとクジラ」―ピーター・ネス
  • 「ティファニーで朝食を」―ブレイク・エドワーズ
  • 「サンセット大通り」―ビリー・ワイルダー
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無題
「アンテナ」のキャスティングはちょっとした奇跡だと思います。ハッキリ言って「幼児性愛、カルト宗教、家族崩壊、自傷癖、SM」ってドン引きするような田口ランディの原作を有無を言わせぬリアリティで物語を成立させているのは、加瀬亮の力量と熊切の演出。他の役者も実力以上の力を出してうまく回っていると思います。ちなみにお母さん役はこの人。
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退院した弟が「まりえ」になって戻ってくる玄関のシーンと台所で3人で飯を食うシーンは物凄く恐い、ホントに恐いのは幽霊や超常じゃなく生きてる人間だ、つー事で、月並みですが。
で、「〜金属バット」ですけど、坂井真紀はグッジョブですが「奇跡はそうそう起こるものじゃない」、がおっしゃるように「原作もの」は微妙。


いやー「わかっているじゃないか李相日」、が、名批評家必ずしも名監督ならず、「スクラップ・ヘブン」では役者を使い切れなかった、って話は前に書いたので略。
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「気のいいお父さん」「不良の兄貴」「無口で実直な弟」って感じ? 素の栗山はかなり鬱陶しいキャラですね。(笑)

前スレを引きずりますが  そっか、中谷美紀だめですか.....「犯人わかっちゃったんですけどー」の中谷は結構好きなんですけど、時効じゃなくって「ケイゾク」。
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なにやらマホービンの液体飲んで目が逝っちゃってますが、「柴田純スペッシャル」っていうハーブティー?という設定、こういう「中谷のヨゴレっぷりが嫌い!」って人(女性)結構多いですけどね。
渡部篤郎に「お前アタマ臭いぞ、風呂入ってんのか」ってパシッとはたかれて「でへへへ」って、この回だったと思うんですが二宮さよ子がこれ見て「のだめ」のキャラおこした..んなわけないです。

「松ケ根乱射事件」観てきました、その話はいずれ。
バルタン星人 2007/03/08(Thu)22:27:00 編集
無題
あっそうか、麻丘めぐみは「芽ばえ」の人か! 何故かこの曲iPodに入ってるのに、結びつかなかったなぁ。しかし仰せのとおり、例の玄関のシーンは本当に恐ろしかった。しかもなんかよく見るとみんなもともとの顔がそもそもちょっとおっかないという。しかし熊切監督×加瀬はまた観たいなぁ。というか今度そんなことがあったら是非とも現場に立ち会いたい。

この間「69」のメイキングを見たんですが、李相日の監督としての未熟さはもう明々白々と言った感じで。現場がもう空中分解しそうになってました。
しかしこの映像はいいっすねー。DVDを持ってるのでこのやり取り自体は知ってたんですが、こりゃ私の大好物のハングル字幕つきじゃないですかっ。ひゃっほう。この時の李監督の「すいません間違えました」やら、何やらやってるんだけれど映ってない所がちょっと可愛い。でも最近になって既婚と知り、なんとなくガッカリ。しかも子供までいるなんてなぁ・・・。そして栗山千明はなんとも微妙ですな。「血が通ってないようなイメージだったけど、実はキャピキャピしてる普通の女の子だった」というジョーの感想も納得。

やー中谷美紀は「ダメ」というより、そう感じるまでの土壌さえないというか・・・。とりあえずは「嫌われ松子」は観てみようと。伊勢谷クザも見たいし。そーいや「ケーゾク」も一回も見たことなかったり・・・。

うわっ「松ケ根乱射事件」どうでした!? 新宿では今月13日までなのかー。観に行きたいなこりゃ。
希更 2007/04/07(Sat)05:29:00 編集
無題
あのハングルの字幕は謎...って韓国版のDVDが、元ネタ?
「普通」といっても栗山の腐女子ぶりは今更ネタにならんくらい有名というか....フィギアを箱から出されそうになって「開けちゃダメですぅ!」って声が裏返ってますね(笑)
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「松ケ根...」は「ダークでグロテスクな三木聡ワールド」って雰囲気なんですが...伝わりますかね。
監督の山下敦弘は大阪芸大で熊切の後輩ですが「リンダx3」でメジャー指向に変節?かと思いきや「バカのハコ船」の線でさらにブラッシュアップしたってのが私見。
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写真の二人が主演男、女優なんですけど....うーん、好き嫌いがハッキリする映画(作風)だと思います、ちなみに私は大好きですよ(笑)
「松ケ根...」中身の話ですが、とにかく新井浩文のオヤジ役の三浦友和のヨゴレっぷりが凄い! ブクブク太って最初誰だか分かりませんでした。自宅と愛人(実の娘に客を取らせている鬼畜ババァ)宅を行き来して、さらにその愛人の娘を孕ませちゃうという「いっぺん死んじゃえば!」(「空中庭園」の小泉今日子風味)というクソオヤジ、いっとくさんや大杉漣と全然違う立ち位置がけど役者として良いポジション取ったと思います。(新井はもちろん木村祐一と川越美和のヘンなカップルも凄くいいです)

ヨゴレと言えば「疾走」はDVDで見ましたけど、中谷はヤクザ(寺島進)の情婦でいきなり真っ昼間に超ミニの真っ赤なチャイナドレスで登場、しかもコテコテの関西弁、また同性からは好かれない役だなとちょっと心配になりました。
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あ、この映画、加瀬亮が出番は少ないけど重要な役で出てます、やっぱり「悶絶」しまっくってますね。
バルタン星人 2007/04/09(Mon)06:03:00 編集
無題
今日、「松ケ根〜」観に行こうと思ってたのに・・・寝過ぎました。すごいショック。もう三度寝なんかしない!!

栗山千明の腐女子っぷり、初めて知りました。そうだったんか〜。ならばあのキャラもなんとなく理解できる。てかこの映像、インタビュアーだか司会者だかの女性の引きっぷりが見事ですね。「何一つ理解できてない感」というか。

んで「松ケ根〜」、ほんと観たかったなー。DVD出たら絶対観ます。最近CMで新井浩文を見る度に、むくむくと「気になり度」が増していってます。ちなみに香川照之と出ているソフトバンクのCMがイチオシ。山下敦弘、「リンダ〜」以降の作品は知りませんでしたなぁ。主人公の山本浩司、最近よく見る気が。というか、「それボク」の傍聴オタク役でなんとなく気になり、先日観た「黄色い涙」にも出ていて「おっ」と。三浦友和はあれですね、百恵ちゃんの旦那。この間観た「茶の味」にも出てましたが、すごい太りように母が驚いてました。しかし松ヶ根・・・観たかった・・・。

「疾走」のコテコテ中谷美紀を観て、「あ、この人演技上手なのか〜」と初めて知りました。一応「ホテルビーナス」でも観ていたはずなのに。あの役、女性から嫌われますかねえ? この役似合ってんな〜と感心しましたよ。
あの加瀬は、最初の回想シーンでオザケンこと小沢健二と見間違え、ビックラこきました。髪型とかソックリで。んであのオザケンヘアーでの悶絶、良かったっすね〜〜〜。「手ペットリ〜」なシーンもまた良し。
希更 2007/04/11(Wed)20:41:00 編集
無題
司会はお笑い系の人かと思ったら「有働さん」という有名な局アナらしいです、ま、NHKなんか普段見ないから。これ昼の番組でしょう、真っ赤なミニワンピースと黒のロングブーツで出演する栗山っていったい.....

ソフトバンクは市川実日子と加瀬亮のカップル版のCMも流してますよね、で、「茶の味」いいすねー、石井克人の話は別スレでやりましょう。
三浦友和はやんごとなき方と結婚して十字架を背負っちゃった「男の雅子さま」(笑)、本来なら宇津井健的「よき父親」像の衣鉢を継ぐ(って死んでねー)端整な二枚目なんだけど、今更そんな人物造型は成立しない、そこからどうずらして、はぐらかすか、その辺三浦友和は物凄く頭の良い人だと思います。

いや、あくまでも「男の眼」から見た推測ですから希更さんが「似合ってる」と言われれば素直に納得です。
関西弁ネタでついでにお店を広げると是枝の「幻の光」、江角マキコの関西弁は物凄く評判悪かったみたい。
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私は逆に江角の関西弁の口跡の美しさにちょっと感動しました、後半で黒いマキシコートで輪島の朝市を歩く姿もいかにもモデル、モデルして生活臭、現実感がまるでない、でも実はそれこそ是枝の狙いじゃないかと思ってます。
バルタン星人 2007/04/14(Sat)08:22:00 編集
無題
「そんなの、電話で言うかよ!」おっと、市川ちゃん出てるやないの。相手の恋人役やっぱり、加瀬亮だたんですね。暗い夜の映像やったんでイマイチわかりにくかった。希更さん、ゴメン。ほんでもって、昨日たまたまテレビつけたら「時効警察」やってるはありませんか。みんな初回からはじけてました。その後、「サラリーマンNEO」もやってるやんか。最近テレビ観てなかったんで、浦島太郎状態でした。
ジャック・どんどん 2007/04/14(Sat)11:00:00 編集
無題
やー、あの感じは完璧NHKの方でしょう。あの栗山千明の衣装含め、異様な空間でしたね、ありゃ。まぁなんにせよ、どちらも相当やりにくそうだったなぁ。

そうそうソフトバンク、何故にそこまで加瀬と市川実日子を組ませるのか理解できないほど最近多方面で二人の共演が多発してるんですが、実はソフトバンクCMはまた別に「柄本明×柄本佑」という「リアル親子編」もあり、加瀬×市川も実際に交際説が囁かれてるもんで「このシリーズは“リアル”縛りなのか…?」的な反応もチラホラ。

ちなみに中谷美紀はすごいんじゃないでしょうか。観客に「この役合ってるなー」と言わしめるというのは、女優としてはまさに「してやったり」というか。

うっ、「幻の光」はまだ観てないんですよー。これを観るまで是枝好きは公言できないですね。本来関西弁をつかわない人間が関西弁で演じるというのは、演技としては本当に難しい部分ですよね。大抵の人の耳は誤魔化せても、やはり関西人は違和感を覚えていたり。変な関西弁は、本場の人からすれば鳥肌もんらしいですもんね。「幻の光」、近いうち観てみますわ。つか観なきゃ。
希更 2007/04/21(Sat)03:30:00 編集
無題
そうなんす、あれ加瀬なんす。私もあれ最初見た時、どこのキノコかと思いました。もういい年なんだし、もうちょいマシな髪型あるだろう、と。
そうそう、「時効警察」があの枠に帰ってきたんですよー。喜ばしい。あのユルさも変わってないようで。むしろユルさ増量。ちなみに「サラリーマンNEO」って何ですか!? タイトルからして謎、番組HPを見てもよくわからないという謎さ。
希更 2007/04/21(Sat)03:36:00 編集
無題
希更さん、毎週火曜(ということは、今晩)午後11時〜11時30分、サラリーマンNEOやってます!がんばれ川上君をはじめ、これやったらNHKの受信料払ってもいいと思うかも(笑)!ちなみに、関西ローカルの読売テレビで昔放送してた幻のカルト深夜番組「どんぶり5656」「投げやり倶楽部」を彷彿とさせる雰囲気です。。若き頃の中嶋らも(台本とちょいやくで出演)、シティ−ボ−イズ、竹中直人、中村ゆうじが出演、シュ−ルでブラックなコントで、学生仲間の噂では有名でした。
ジャック・どんどん 2007/04/24(Tue)22:24:00 編集
無題
うっ無念、見逃してしまった「サラリーマンNEO」・・・。コントとかもあるのかぁ。ちょっと次週狙っていきます。
希更 2007/04/28(Sat)05:11:00 編集
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