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明けましたね。おめでとうございます。正月らしく、姉と同じおちょこで御屠蘇を呑み交わしております。
そんな中、2日は新年早々バレーボール観戦に行って参りました(徹夜で)。
元々行く気はさほどなかったのに、何故か気付いたら二日通し券を購入していた天皇杯・皇后杯全日本選手権大会。(ほぼ)全ての全国のバレーボールチームに出場権があり、要は小さな村のバレークラブから、全日本選手として活躍している選手がガシガシ所属しているようなVリーグのチームまで、とにかく勝ち上がったものが勝利という(さすがにVのチームはシードだけども)、ほとほとバレーファンには血湧き肉踊るバレーの祭りのようなものです。まさに【真の日本一を決める時が来た】…にしては、一般への情報公開度が異様に低いという、妙な大会でもあります。
今日私が滑り込みながらも一試合目から観戦したのは、目当ての東海大学×大分三好、立命館大学×JT、福岡大学×堺ブレイザーズ、そしてアップ時間が妙に長かった東レ×新潟教員とNEC×大同特殊鋼の対戦を半々、といった感じ。なぜ半々になってしまったかというと、メインアリーナは3面しかコートがひけず、A・Bコートは女子、C・Dコートは男子戦のうち、Dだけサブアリーナへ隔離されてるという仕組みで…もう、ロックフェスみたいなもんでした。
しょっぱなサントリー(全日本選手が最多のVチーム)の試合と東海大がC・Dでかち合うという悪夢。「東海はVチーム相手だから微妙だけど、サントリーは去年のVリーグ覇者だし、まぁ残り確実だろう」とのほほんとしてたら、サブでの東海敗退ののちメインアリーナへ移動してみたところまさにフルセットの死闘中で、なんとサントリー負けてしまいました。ガッカリMAX。すごいサントリーの試合観たかったよぅお〜〜。
その後の立命館大学×JTですが、何故か昔から大して好きになれないJT。対するは先日のインカレにて、有力校でもなんでもなかったのに(多分)、メディアに祭り上げられていた中央大学を下し見事ベスト4に残った、一体感があり好感の持てるプレーが記憶に新しい立命館。私が注目しているS君が登場しておらず、多少気が抜けたものの(新体制だったっぽい)、もちろん私は立命館サイドで観戦。しかし隣に座ってた女性2人が運悪くJTファンで、また運の悪いことに、何故かJTの応援道具が“しゃもじ”。良いプレー悪いプレー構わず激しく打ち鳴らされる彼女等の“しゃもじ”が、もう、うるせーのなんのって。だからJTはあんま好きじゃないんだよ。
続いてはちょっと不思議な体験になった堺ブレイザーズ×福岡大学の試合。堺ブレイザーズの監督は、あの当時のヒーロー“ガイチ”こと中垣内。正直今回の中では一番純粋に観たいチームでした。結果、期待を上回る好戦っぷりで(中盤からは大学生イジメみたいになっちゃってたくらいの力の差だったけど)、本当にバレーって面白いなって思わされました。男臭くて力強い、まさに男子バレーの良さが凝縮されているチームで。「男子バレーの面白さ、俺達が伝えます」っていう迫力すら感じるような。多分ガイチがすごい良い監督なんでしょうね。男子バレー黄金時代の光を浴びてきたからこそ、男子バレーの魅力が引き立つチーム造りを心得ている。そんなことを観戦しながらしみじみ感じました。あとゴッツこと石島雄介の力はデカイ。去年のW杯ではひたすら「ウザイ」としか思えなかったけど、実際のプレー中の様子を見ていると、「あぁ本当にこの人は良くも悪くもバレーに熱が入り過ぎてるんだな」と、なんだか微笑ましくさえ思えてくる程でした。声も誰より出てるし、なんか醸し出す空気からして面白いから、きっとどこ行っても可愛がられるんだろうな。プレーは確かに天才的だし。スパイクは勿論、アタッカーだけどレシーブ返球率も良い。しかし私と3つ違いには到底見えない。とにかく堺ブレイザーズの試合は、観ていて身体の芯から熱くなってくるような、我知らず頬が緩むような、不思議な幸福感のある試合でした(ゴッツ、キャプテンの必殺仕事人千葉がコート内にいる時は特に)。みんながみんな楽しそうにバレーしてて、プロだろうが大学生だろうが、バレーに賭ける気持ちにはなんら変わらないんだろうなぁ、とか、自分が大学生の時のこと思い出したりしてんのかなぁ、とか、色々ぼんやり考えてました。
まぁそんな感じです。正直まだまだ書きたいことは山ほどあるものの、大体の書きたいことは書いたので終わりにします。東海大の試合に関することとかは、まー自己満で終わるだろうし(つーかこのエントリ自体もう自己満)。今日は祐三くんの決定率が超高かったな、とか、なるほど深津兄弟は怖いほど顔が似ている、とか。やはり去年末から一番試合を多く観続けているチームなので、否が応にもチームに対して情が湧いてきます。いつの間にかメンバー名とか普通に把握してるし。
あとはでは、徒然なるままに。
- Vチームと大学はユニフォームのカッコ良さが格段に違う。
- JTと立命館の時に「大学生は我武者羅にボールを拾う心持ちがあって良いな」と思う。やはりVチームと学生の試合だと、その雰囲気の違いがよくわかって面白いな、ということ
- ゴリの足プレーが良かった
- ゴリがサーブの時の得点獲得率が高いことがまざまざと証明される
- 1本良いの入ると2本目大抵ネットかけるけど
- 東海大の応援覚えた
- サーブ時の仕草にはそれぞれ性格が現れていて非常に面白い
- NEC松本ふっつーにかっけぇ
さー明日は堺ブレイザーズとパイオニア(女子チーム。昔真剣にハマッた人がいる)を観に行くどー。