『ガラクタ捨てれば自分が見える』

とうとう…とうとう！　部屋の本格的な片付けに着手してしまった。
猫のノミ騒動により飛び出した（そしていまや猫に荒らされ尽くした）元の自分の部屋ではなく、しばらく拝借している姉の部屋～部屋前の通路をば。

洋服だけでも軽く３袋のゴミがあっちゅー間に完成し、何よりも一番の目的であった、私の執拗なまでのマニア心の賜物・『オリジナル○ャニーズアイドルビデオ』…これがなんと、ビデオテープ100本以上に渡った（自分で録ったのは93本（数えた）だったけど、公式のビデオとかも売ったりするのでちょい上乗せ）。それらを必死に録り溜めていた当時の行動を思うと実～に断腸の想いではあったが、いい加減いい頃合だろうと。そんな感じで、断腸の割には大して躊躇せずに全て袋の中へ。グッバイ・マイ・OTAKUデイズ。

結構勢いよく捨てていくと突如、『呆然』という名の呪文を唱えられたかのように立ち尽くしてしまう魔の時間がやってくること、真の大掃除をした人ならば誰しも経験したことだろう。この、『くだらないけど思い出の品』とか、『どこに置けばいいかわからないもの』などの、いわゆるグレーゾーンに出くわすとちょっと辛くなってくるんよね。一人片付けだと特に…なんかもう、途方もなくて。

あぁ、こんな時は、そう…

朝ちゃーーーん！　早く帰ってきてぇーー！！

小出はきちんと用意しておくからっ！！