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『songs of instrumental』から入り、『LIFE CYCLE』がアルバムとしては一番好きな私としては、まだSAKEROCKが5人編成だった頃に作られ、そしてこのCDの発売を待たずに脱退した幻のメンバー・野村卓史が参加している『YUTA』だけは、正直に言うと、最初に聴いた時からどうもイマイチしっくりこなかった。


ある日のジムから帰る道すがら、iPodから流れてきた『YUTA』中の曲を、飛ばさずにユラリと聴いてみた(そう、いつもは飛ばしていたのだ)。その時、初めて聴いたときとはまったく違う心地になり、「なんだか、死にかけの生き物たちが【これを越えたら本当に死にますよ】っていうラインの直前、(いわゆるイメージとしての)“天国”の一歩手前でみんなで踊っているような感じなのに、ネガティヴな風味は一切無いよなぁ」なんてことを、あくまでボンヤリと考えた。そしてそのイメージは思いのほかアルバム自体にピッタリと当てはまり、我ながらとても気に入った。その表現も、『YUTA』というアルバムも。

その数秒後だったかもうすこし経ってからだったか忘れてしまったのだが、とにかくのちのち思い出したのが、【植物人間でも踊れる音楽】という、SAKEROCKリーダー・星野源の言葉。怖い、怖すぎる。あーもう、こういうことだったのかー、と。それは改めて、リアルな実感として私の中に存在する言葉となった。

ちなみに野村卓史くんは前述のとおり「幻のメンバー」なんて言われたりしてますが、最新の『songs of instrumental』にも参加しているし、最近ではフツーにライブにも参加してます。「もういっそのこと入っちゃえよ」と思うのは私だけではないと思いますが、まぁそう易々ともいかないんでしょうな、リーダーの性格もひねてるし。でも、今はすごく良い距離なんだろうなぁ。あー、グッドラックヘイワが聴きたくなってきたよ。

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