後編

はやしが書いているように、初めてお目にかかる秋葉原のファミレス、Ｃｏｃｏ'ｓにての５時間ほどの談笑がこの会の後編となる。

しかし本当に今居る場が秋葉原であり、数時間前に自分達がメイド喫茶にて所在無さげにキョロキョロ客を見物したり、ジャージ談義をしていたとは信じ難くなるような、不思議な時間帯であった。でもねぇ、度々はさむトイレタイムが親切に、そして鮮明に現在地を意識させてくれるのよ。決して長いとは言えないこのトイレまでの道のりで目にするテーブル全ての雰囲気が「秋葉以下」でも「秋葉以上」でもない、もう明らかな「秋葉」っぷりなのだ。何を言ってるのかよくわからなくなってきた。客の種類についてははやしも詳しく記しているが、そのなんつーの、腐女子？軍団の一人の、会話に対する相槌の際の表情がなんとも『萌え顔』を意識した感じであり、「ＯＨ！Ｔｈａｔ’ｓ秋葉！！」と感心させられた。ゲームか何かのキャラデザインをしていた(はやし曰く)男子達は絵が巧かった。羨ましい。

そしてその異様な場で繰り広げた様々な議論の末、私は大学を辞め２ヶ月間眠り続けたのち、バスドラを手で鳴らすドラマーになることが決定した。