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いやはや、むっちゃ面白いぞ「夢の中へ」。園子温監督、最初は名前も読めてなくてごめんなさい(ソノコ・オンかと思ってた)。


一見すると「ムチャクチャ」な夢ムービーなんだけれども、これがまたバランス良く作られていて、主演の田中哲司、オダギリジョー、村上淳に流れがガッツリと引っ張られていて、観応えありまくり。観賞後の疲労感ったらない。多分、映像特典に入っていた、何回も何回も繰り返される同シーンの別テイクを延々と一気に観たせいもあるだろうけど。
映像面で興味深かったのは、全体的に暗めの照明に手持ちのカメラの映像が駆使されていて、「これが夢? さっきのあっちのが現実?」といった感じの面白い効果が出ているところ。あとなんといっても特筆すべきなのは、次々と繰り広げられる役者同士のアドリブ満載力量試し大会。いや、中には「わざとアドリブに見せている芝居」もあったかもしれない。とにかく、上記の三人はもうすご過ぎ。キチガイっぷりも甚だしいオダギリに対する田中の普通なトーンの可笑しさ、村淳の不必要なほどの荒々しさ。そして流れを見ていると、作りや芝居もとても舞台っぽい。アドリブ的な雰囲気もあるし、全体的な流れは押さえてあるが、ほとんどを役者に委ねたシーンが多そうである。しかしそこはやはり映画、本番一回きりの芝居ではなく、OKシーン以外にもたくさんの別バージョンがあることを、特典映像は見せた。すごいなぁ、なんか凄いんだよこの役者達って。何度も大体がおんなじようなことやってたらどうしても「作り」っぽくなってしまうはずなのに、一回一回が自然に面白い。この「芝居の新鮮味」を保てるか否かは、役者にとって演ずる上での非常に重要なバランスを左右するのではなかろうか。事実、その三人を含め、なんか人がやたらいるアジトシーンでは、明らかにその「新鮮味」を保てなかったであろう役者達が完全に浮いている。置いてかれている。あーぁ。んでその間全然台詞のないオダギリは、叫びまくる村淳のあとをさり気なーくついて回ってるだけなんだけれど、それがどうも異様におかしい。どうにかしてカメラに移り込もうとする努力、その強欲さが、まるで「売れない役者のようだ」(田中哲司談)。

今日のエントリタイトルは、村淳のアドリブの一部より。
とりあえず「私の好きな役者一覧」に田中哲司と村上淳、加えとこ。

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