韓国三日目。

昨晩は本当に駄目になるかと思った。

昨日ほぼ一日中家にいたせいか、あいにく寝るときに変に自分の内側に籠る余裕が出来てしまい、妙に日本が恋しくなったり、他人の家にいる緊張のせいか便通事情がちょっと良くなかったりして、そのことが妙に不安になったりと、本当に眠れなくなってしまって。「人はなんで遠く離れてからそれが大切に思えるのだろう」とか、もう人間の心自体が虚しく思えてきたり。あと毎日起きるとすんごく汗をかいていて、謎である。

しかし今日ようやくまともに外に出て、初めてのソウル（都会）に触れたり、夜にはオーストラリアにいた頃に友達になって今もチャットなどでやり取りしている韓国の男の子たちと飲んで、そらーもう楽しかった。やっぱり基礎を押さえてから韓国ドラマなどで会話の形式や雰囲気を存分叩き込んでいた甲斐あって、さすがにスラングだとか、あと単語も結構わからなかったけれど、一年前のような悔しい思いをすることがないくらいには何となく会話がわかって。本当に嬉しかった。あの頃の悔しさも確実に私を奮起させる元だったから、「やっと果たせた感」もあったし、更にやる気も起こったし、本当に来て良かったなぁと朝とは打って変わって実感。韓国語って書くより話すほうが意外に簡単だったり。タメ口だと特に。あとお酒（韓国焼酎）もかなり飲んだが、楽しい席でお酒に強い人々に囲まれて飲むお酒には限度がないと発覚。その後、カラオケとサウナに行こうと言う話になってかなりノリノリになったのだが、サウナに行ったら朝までいるし、世話になってる友達がどうしても自分だけでも帰らないとマズイと言い出し、私だけ残るというのもありだったのだが、朝わざわざ迎えに来てもらうのもなんだなぁと思い、「名残惜しい時に別れるのがいいんじゃないか」と自分に言い聞かせ、帰ってきた。でもサウナは絶対に行きたい。
しかしなんで朝帰りダメなのだろう…。「電話して説明しなよ」と言っても「ダメダメ」の一点張りで。男の子たちも「キサラだって行きたがってるし俺らとも久しぶりじゃないか」と説得してもまるでダメ男で（女だけど）。こっちの親はそんなに子供を信用していないのだろうか。子供は親の所有物じゃないのになぁ。と、真剣に不思議に思った。まぁそれとも友達が単に家にものすごい帰りたかっただけかもなぁ…。

なんにせよまぁ今日は楽しかった。やっぱり韓国男子は愉快な何かがある気がした。明日も街に繰り出せたらいいな。